今日もいろんな事がありました、ちょうどこの独り言が後半に差し掛かった時にも新しいニュースが入ってきました。Ripple(XRP)の先日の判決について、SECが判決に不服を申し立て控訴したというもの、やはりアメリカ時間で生きているとこういう情報がリアタイで来るのでいいですね(ただ昼夜逆転しているだけ)。
今日も今日とて話したい内容は山3つほどあるので、何の話をしようかなと考えていたんですが、密かに気になってたAAVEのproposalとAevoの話をします。
まだメールアドレス登録していない方がいたらめっちゃかなしいです、、無料で登録できるのでぜひ。もし会ったら全力でお礼しますし、いらないかもですがお気に入りで買いだめているアメあげます笑笑
昨日の話の続き
MakerDAOのDSR(sDAI)についてまだまだ勉強不足なところがあったので、昨日の内容に補足情報をまとめさせてください。
DSRの利回りを享受する唯一の方法がSpark protocolを利用すること、そしてAAVE V4のforkっていう話を書いたと思うんですが、実はもう少し続きがありました。AAVEに詳しい日本代表と勝手にしている0xlide.lensさん曰く、DSRはAAVEに将来的に統合する予定で、Sparkの収益の10%はfork代としてAAVEに入っているそう。
知らなかった情報でした、教えていただきありがとうございます。
昨日の話の続き+
昨日投稿した昨日の話の続きでちょっとだけ触れたと思うんですが、「PaypalはCurve Warに参戦しないの?」っていう件についてツイートし意見を求めたところ、参考になる返信をたくさんいただけたのでその内容について解説しまとめました。
Special thanks to @shingen_crypto, @KotatsuCrypto, @0xZentsu, @araz32008658, @ibeibe__ and @0xLide
そもそも自分がツイートした内容はこちら。
How about a future that @paypal also joins the Curve War by buying $CRV in OTC trading from @newmichwill for the convenience of $PYUSD on-chain swaps?
訳: PaypalがMichael Egorov㌠とのOTC取引でCRVを購入して、PYUSDのオンチェーンの利便性を上げるためにCurve Warに参戦する未来はどうだろうか。
これに関してはこたつさんの意見が確かになぁって思いました。fiat建てのステーブルコインってUSDTとかUSDCが代表的ですよね。これらのステーブルコインは特にCurve Warに参戦していないんですよね、PYUSDも同じfiat建てなのでCurve War参戦はないだろうというもの。言われてみればめっちゃそうですね。
あとzentsuさんの引用RTのリプで話題に上がっていたPYUSDの保有インセンティブについて、話題になったApple Card’sのSavings accountみたいな仕組みがPYUSDにもあったらいいなあというもの。たしかAppleサンのはAPYで4.15%付くんですよね。同様にWiseやRevolutなどの参入もありそうというibeさんの意見もなるほどです。
aCRV OTC Deal
AAVEでは日頃からAAVEをどう良くしていくかについて議論が行われていますが、Curveの一件があってからはというもの、特に議論が活発化していました。その中で自分も特に目を惹かれたproposalがありました。
世の中がMichael Egorov㌠のOTC取引の話題で盛り上がっていた8月1日に投稿されたこのproposalは、「自分らもTreasuryの資金使ってCRV買おうよ」というもの。この提案したのは、Aave Chan Initiative(ACI)のMarc Zeller氏。
それも単に安いから投資的視点で買おうよということではなく、最近ステーブルコイン「$GHO」を発行し始めたAAVEがより効率よくGHOの発行量を伸ばし流通させるためにCurve Warに参戦しようというもの。
このタイミングでCRVを買うことでGHOの流動性向上に貢献できるだけではなく、将来のコスト軽減にもつながるという見立て。ちなみに判断が一刻を争うとしAAVEのproposalの中でも珍しい方式の「Direct-to-AIP」を要求しています。
この投票は昨日朝に始まりまして、8月12日2時50分に結果が分かるんですが、特にMichael Egorov㌠がaCRVを売るともなんとも言ってないのでどうなるのかはわかりません。一方でAAVEにかなりの負債を抱えている本人からしたら悪くはない提案でしょう。Curve War参加者に大量のCRVを渡すことはいまのCurveエコシステムの構造を破壊しかねない判断とも言えますが、㌠がStakeDAOにも売ってるのを見るとそんなにそこを気にしてる感じではなさそう。
ちなみに7時50分時点で可決に必要な最低賛成票数の320kに迫る249.2kの賛成票が既に入っています。なんかこのままだと買う方向に行きそうですね。
そういえばCurveのproposalなんかも出てたのでそれは明日調べてみて話します。
AevoのPLTFについて
そういえば、onchain option prptocolの新星「Aevo」が面白そうなプロダクトを出してました。onchain option系でいうと「Hegic」「Ribbon」「Opyn」とかがありますが、それらを差し置いて最近注目度が上がっていますよね。
今回発表したのは「Pre-Launch Token Futures」という上場前トークンの先物取引を可能にするというもの。どことは言わないですが、Tier2以下のCEXがよくToken Launch前に上場させてるやつみたいなやつですかね。分かる人はこれだけでわかると思うんですが、これはいわゆる「IOU先物(IOU-Futures)」っすね。
具体的にどういう仕組みかというと、従来の先物取引だと基準となる原資産の価格があって現物価格との乖離を縮小するためのFunding Rate(FR)が存在していますが、このPLTFは「no index price」で「no funding rate」な無期限先物です。
実際のところはToken Launchと同時にindex priceとの乖離で鞘を取る人たちが出てくるので、次第に価格は原資産価格に収束するようになっています。なので不確定どころかほんとになんもわかんない、本来取引されていないトークンを投機的に取引したい人向けのプロダクトってことです。嫌いじゃないぞ。
ちなみに第一弾として$SEIの取引が開始しました。Binanceの上場時間は日本時間8月15日21時からですが、Launch poolで獲得済みのSEIの価格下落にヘッジ(先に利確)するために先にこっちで売れるよって公式も行っています笑
ちなみにいまの時点では「0.2616USD/SEI」で取引されています。正直かなり板が薄いのでまだ実用的では無いですがMemeで遊ぶぐらいならこっちのほうがいいかも。
さいごに
何個かまだ話したい事があったのですが、朝8時でもう寝ないとなので今日はここら辺までにしておきます。明日の方が分量多いと思うので楽しんでいただけるかと思います。明日はCurve周りの話をするのと、そういえばCurveの一件からも実は別のところで3件もExploitが起こってるんですよね。ここらへんの話もできたらと。
じゃあそれではみなさんまた明日の独り言でお会いしましょう。いつも最後まで読んでいただきましてありがとうございます、ほんとに感謝しています。