なんかなんか、Baseの青い兎こと「friend.tech」がやばいことになってるみたいですね、、正直舐めてました本当にすみませんでした。
こういうトレンド系の新興チェーンdAppsの賞味期限って一度ドカンとくると短いのが相場で、SolanaのStepnなどが例外にあるように息が長くてチェーンの顔になるのってほんとに一握りなんですよね、その一握りになれる兆しが見えてきました。
一握りになれるかもって判断したのにも理由があって、第一波ではfriend.techのみが話題になって伸びていましたが、第二波は周辺エコシステムも引き連れて全体的に活発化した状態で流れ込んできました。
今回はそんなfriend.techの成長と周辺エコシステムの状況などを解説します。
friend.techの堅実な成長
dAppsの成長を見る指標としてユニークなアクティブウォレット数を見られることが多いですが、実際には複数アカウントを使用しているケースも否めないので、自分はそのdAppsが稼ぎ出したprotocol feeを見るのが良いと思います。
なぜならお金を払ってでも使いたいという需要とマッチしているから成長可能性とも一定の相関があると考えているからです、逆にいくらユーザーがいてもprotocol feeが見合ってないと将来性にそこまで魅力的なものがないって感じで。
friend.techはDeFillamaの情報によると、直近30日で$18.65m、7日で$9.85m、24時間で$1.36mを稼ぎ出しており、利益はそれぞれ$9.32m、$4.93m、$0.68mです。
これは全ての数字でOpenSea、Bitcoin、PancakeSwapを抜いていて、Uniswapに並ぶ水準にまで来ています。前述したprotocolやchainはfriend.techに勝るユーザー数ではあるもののprotocol feeでは負けているので長期的な成長可能性としてアクティブウォレット数ろはまた違う指標としての有用性があるのがわかりますね。
関連商品の取引量増加
この独り言ニュースレターでも虚無先物は2回取り上げましたが、そのどちらのDEXでもfriend.techのIOUやindexが提供されており徐々に盛り上がっています。
それぞれの詳細を簡単にまとめました。
Aevo “Friend Index”: friend.techのTVLをもとにした価格(TVLの100万分の1の価格で取引、最大レバ2倍)
Hyperliquid “Friend Index“: 毎週水曜日更新の上位20のkeyのバスケット価格
UniDex “FRIEND-USD“: $FRIENDのTVL先物(最大レバ2倍)
めちゃおもろいことになってますね笑笑それぞれのリンクを貼っておくので、よかったら遊びに行ってみてくださいな笑笑
Aevo “Friend Index”: https://app.aevo.xyz/perpetual/friend
Hyperliquid “Friend Index“: https://app.hyperliquid.xyz/trade/FRIEND
UniDex “FRIEND-USD“: https://leverage.unidex.exchange/
上位keyが先物取引可能に
またまたおもろいのが、「perps」というプロダクトで上位のkeyが先物取引できるようになりました。価格上昇や下落に対して少額からより投機的に取引が可能になったとともに、有名なユーザーのkeyを持ったときの価格変動に対するヘッジが可能に。
現在は「@Banks」や「@Cobie」などを始めとする25枚柄が取引可能で、どの銘柄もぼちぼち取引されていますね。爆速でこれが立ち上がるの普通におもしろい笑笑
まだローンチしていない系のやつでいうと「FTSX」ですかね、アカウントが止まっているので動いているのかわからないですがこんなのもありました。
優秀なBotの乱立
このfriend.techの人気に乗っかった優秀なTelegramとDiscordのBotがいくつか誕生しました。観測している管理アカウントを下に貼っておきます。
フォロワー10,000人以上のアカウントが新たにfriend.techを始めたら通知
https://t.me/friendtechlistings(Telegram Bot)
https://t.me/FriendTechTracker(Telegram Bot)
新規ユーザーのアラート、売買機能を提供(今後はコピトレが出るとのこと)
https://twitter.com/frenbotTech(Telegram Bot)
条件を決めたアラートを設定可能、アカウント作成時の自動購入なども提供、コピトレや指値の設定も可能な高性能のBot
https://twitter.com/friendsnipertch(Telegram Bot)
以前からあるトークン取引Botだが、friend.tech向けの機能も追加
https://twitter.com/meowlxyz(Discord Bot)
フィルタリング付きのアラート機能を提供、自己取引や大規模な取引も通知可能
https://twitter.com/friendtechfeed(Discord Bot)
トレーダー向けツールなどの拡充
friend.techの急成長に伴ってDuneなどのダッシュボードの拡充と、独自のダッシュボードや検索機能を提供するサービスが登場しました。またkeyを取引しやすくする公式じゃないthird-party製のfrontendも登場しています。
FriendMEX: 直近の取引されたkeyや上位のkeyの検索、またそこから実際に取引できる基盤を提供。ちなみにParadigmのメンバーが作ったそうな。
realfriend.tech: keyの自動取引化を可能にするトレーダー向けツール、このツールを開発している@iam4xのkeyを持っていると使うことができる
資産性のあるものへと成長か
これ結構びっくりな流れなんですが、keyを担保にCryptoを借りれるようになるみたいです、、、確かにこれだけ売られたらこの価格に行く、とかわかりやすい設計になってるので新規ユーザーのkeyでもできないことは無いですが早いなっていう。
friendlend: 自分のkeyを担保にCryptoを借りられるprotocol、まだローンチしていないですが比較的Xが活発なのでチェックしておく価値アリかと。
さいごに
ざっくりこんな感じですね、たしか第一波がきてから1ヶ月ぐらいな気がするのにこの周辺の盛り上がりはまじで凄いと思います。でも総じて思ったのはやっぱり投機的なものとしてのチャンスに目を光らせているなと。
この仕組みをブロックチェーン上で表現しているから問題になりませんが、一連のエコシステムを既存金融周りの法律に当てはめて作ったらまあ色々言われるものばっかりなんですよね正直なところ。
まあCrypto界隈は古くからそうだった、投機的なお金の流入があってこそここまで成長できたといわれたらまあそうとしか言えないんですが。
引き続きfriend.techについては追っていくので、次は第三波について話すことになるのか、それともStepnのように思い出話を語るのが先になるか、今後に要注目です。