※急いで書いたのと眠たいので誤字脱字あっても見逃してください!泣
仕事をしていたら突如たくさんのアラートが、何かと思い見てみたら情報源にしている数々のメディアに「Consensys」の文字が、、、
何が起こったのか、おそらく日本語メディア最速でタイムラインをまとめました。
Consensysとは
まず前提知識をさっくりと、深く気になる方はホームページを見に行ってください。今回の主題である、Consensys社とは、米国に拠点を置く世界での五本の指に入るであろうブロックチェーン企業で、ウォレットの「MetaMask」、ノードの「Infula」、EVM系L2「Linea」などを開発しています。あの有名な狐の生みの親です。
SECがConsensys社を提訴[3:02]
日本時間3時2分、zoomer氏より、ConsensysがSECによって提訴された旨の速報をポストしました。内容はEthereumに証券性があり、、、という内容。おそらく以前にこのニュースレターでも触れたやつじゃないか?とふと、、
MetaMaskのスワップとステーキング機能[3:13]
日本時間3時13分、zoomer氏より、またもや同様の速報ポストが。Consensys社が提訴された原因が明らかとなったとのこと。内容はStakingとSwap機能にいくつか問題があり、Wells noticeが送られてきたという内容。
Wells noticeに関してはこちらで詳しく書いていますが、補足しておきます。
Wells noticeとは
まず本文を読み進めていく中で、何度も登場する「Wells notice」についての解説します。まずWells noticeは、SEC(米国証券取引委員会)によって発行され送られてくる書面のことで、何等かの証券法関連に違反していることを踏まえ、強制的な訴訟を予定していることを示唆するためのものです。名付けられたのは昔の話、1972年当時のSECが実務方針を見直すために内部で立ち上げたWilliam Casey氏が指揮を取る「Wells Committee」が名前の由来です。
この通知を受け取ったということは近い将来に民事訴訟されることを意味し、30日間だけ反論することが可能ですが、多くの場合これを受け取った時点でSECからの戦線布告を意味し、長い戦いになるケースが多いです。
無免許ブローカーに疑い[3:16]
日本時間3時16分、The Blockより、Wells noticeの詳細がポストされました。やはりブローカーとしての疑いが掛けられており、無免許営業との主張。いちばん危惧していた部分の指摘ではないかな?と思います。
ここには暗号資産全体の取引という意味ではなく、証券性を持ったものの媒介が主にブローカーに該当するので、MetaMaskでスワップしているトークン群のいずれかが証券に該当するという主張でしょう。
SECから見て、やはりEthereumは証券[3:17]
日本時間3時17分、Watcher.Guruより、Consensys社はSECを提訴し、Ethereumが有価証券に該当しないことを示すとポストがありました。今回証券性があるのではと囁かれているのは、Ethereumでした。最近ホットですよね。
Bitcoin現物ETFの承認、Ethereum Foundationへの調査、あたりからでしょうか。特に年始からEthereum現物ETF承認への期待感の高まりとともに、EthereumへのSECの目線はやや強くなっているように感じます。
さいごに
速報的にまとめているので、これ以上特に深いことも書けませんが、やはり米国拠点で事業展開するメリットは一定あるものの、デメリットも非常に大きいのが現状。アメリカは世界の一国にすぎないと言えど、世界基準を作っていく国として決して侮れない存在ですね。
米国レギュレーション系は大好物なので、過去にもニュースレターで触れています。ぜひこの機会に他の記事も読んでみてください。