今日は9月12日、ちょうど9月1日からスタートしたので毎日2本投稿を始めてからの日数が分かるこのOhayoですが、なんかもう1ヶ月ぐらい経ったのではって感覚なんですがまだ12日目だったとは。なんかこのニュースレターを始めてからめっちゃ毎日が長く感じるようになりました。
そしてもうすぐ閲覧数が3万回突破するんですよね、つい1週間前に2万回超えたばっかりなのでまじで皆さんに感謝の気持ちしか無いです。やっぱわかりやすい内容の方が数獲りやすいなとか思ったんですがこのまま難易度は変えずに行きます笑笑
今日は昨日紹介したTimelessのBunniを起点に起こっている「Timeless War」のいちばんのLITホルダーである「Liquis」について解説したいと思います。この記事の前提知識部分に位置する「Bunni」に関する内容は昨日のニュースレターを↓
veTokenシステムを採用したToken Warを誘発させるトークノミクス、Curveの大成功をきっかけに上層レイヤーのprotocolの増殖と、veを派生させて誕生した新たなトークノミクスモデルの試作など。veの一般化に伴い、多様化するトークノミクスの研究が新興プロジェクトを通じてたくさん行われてきました。
特に新興チェーンが登場した時の盛り上がりが顕著でして、なぜならまだ競合がいなく既存DeFiが参入してくるまでに時間があるので新興プロジェクトが覇権を取れる可能性が既存チェーンよりも数百、数千倍とあるから。ここ1~2年だとOptimismやArbitrum、ほんとに最近のところで言うとBaseのAerodromeとかやばすぎる↓
そんなこんなで話が脱線しましたが、次のToken Warの震源地になるかも?なHotな場所を発見したので今回はその「Liquis」の解説に戻ります。
LiquisとはUniswap V3のliquidity engine「Bunni」のveToken、veLITを集めてファーミング収益を最大化させるLiquid Governance Wrapper(Yield maximizerっても言うかな?)です。Curveで言うところのConvexに位置する第2層目のprotocolです。
まだPre-Launchからそんなに日は経っていないみたいですが、結構豪華なパートナー陣を引き連れてますね。ガバナンストークンのLIQを割り当てるLaunch Partnerの募集をしているみたいで、Gravita、Swell、Paladin、Badger、Mimo Labs、Frax、Idle、Davos、Inverseが記事執筆時点(9月12日3時)でパートナーとのこと。
仕組みは通常のToken Warとさほど変わりはなく、CurveでいうCRVにあたるBalancerのLPトークン「80LIT-20WETH」をLiquisにわたすことで、ConvexのcvxCRVにあたる「liqLIT」がもらえます。
ここらへんの話はまじでCurve Warがわかった方が面白いと思うので、ぜひこちらの記事をぜひ読んでみてください↓
ちなみに手数料はConvexの17%よりもちょっと高い25%なんですが、LITをveLITにそのままするよりも優れていている点、そして流動性供給をLiquis経由で行う方が優れている点はどこにあるのでしょうか?
最大でBase APYの7.5倍boostされた利回りを享受できる(10倍の25%手数料)
liqLITホルダーにprotocol feeの25%のうち19.5%をもらえる
veLITの場合は4年のロック期間中に売却できないがliqLITは売却可能、つまり流動性のあるveLITと捉えてOKかと(でもConvexと同様に償還はできない)
Liquisに流動性供給すると報酬でもらえるガバナンストークンのLIQをロックするとprotocol feeの25%のうち3%をもらえる
Timeless Warの特徴的なところは報酬がLITのコールオプション「oLIT」なので運営に集まったoLITがprotocol feeになるわけですが、これはどうするんでしょうか?LITに変えて自らveLITにすることでユーザー誘致に活用するのか。
まあ概要は以上な感じですね、こんな感じのToken Warはブルマーケットのときに爆裂TVLを伸ばすプロジェクトの筆頭です。他にも面白いToken Warがいくつかあるのでぜひ、Token Warを探したい時はこのサイト(Defi Wars)を見てみてください。またこれらのサイトはWeb3サイト集に載ってるのでリサーチに活用してください↓
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