今日は9月9日、台風が関東に直撃していたみたいなんですが雨の影響とかみなさん大丈夫でしたか?自分はずっと家に引きこもって作業+新興DeFiをリサーチしたりと普通の1日を過ごしていました。
そこで前に調べて出てきたやつで面白いのがあったのを思い出したので、それを紹介するとしますか!まだ昨日のOhayoを見ていない方はぜひこちらからどうぞ↓
よく見かけるAPYだったりAPRだったりのDeFiの利回り、それは将来受け取れる予定の予測利回りを表す単なる数字であって、実際その利回りの満額を受け取りたい場合は運用を始めてから理論上1年待たないといけません。
もし10%と表示された利回りが「いますぐに」受け取れたらどうでしょう。そんな好都合なことできるならみんなやってるだろうしないでしょ、、。いいえ、実はあるんです。いますぐにその利回り受け取れます。
今日のOhayoではFlashloan、Flashmintならぬ「Flashstake」を紹介します。
Flashstakeとは「The Time Travel of Money」がコンセプトの、将来生み出される予定の利回りを前もって受け取れる仕組みを提供しているprotocolです。「Blockzero Labs」というDAOが開発を行っています。
元本となる資産は預け入れたら一定期間ロックされてしまいますが、普通にめちゃくちゃ面白い仕組みですよね。当たり前が当たり前じゃなくなった感覚(語彙力)。
実際預け入れる時には「トークン、期間」を選択し、その期間の量で算出された将来受け取る予定の利回りを前借りできます。またレンディングと似たような仕組みで利回りの半分を返還すると、償還期間に満たしていなくとも早期償還が可能です。
例えば年利5%でstETHが設定されているときに、10stETHを30日間で指定して預け入れたとします。預け入れた時点では 10*0.08*30/365 で0.0657stETH受け取れます。このとき預け入れた10stETHは本来であれば30日後じゃないと帰ってきませんが、16日目に利回りの半分を返すことで、10stETHと15日分の利回りを併せて受け取れます。
こんな感じでユーザーはトークンを借りているわけでは無いので清算も起こらない状況下で、常に100%の資産が担保されいつ返ってくるのかもわかった状態で利回りを前借りできるのはかなり面白い仕組みではないかと。
利回りの変動にヘッジしたり投機的に取引したい場合は、TimelessやPendleが向いていると思いますが、この仕組みのうまい活用法があったらぜひ教えてほしいです。
実際にFlashstakeをやってみようと思ったんですが、そんなにETH持ってなかったのとGoerliもうまく接続出来なかったので直近で利用している人のtxを見てみます。
FlashProtocol: 0x9114305f8865a2457f9DA68Fb4D7A9DCdc968E6F
Tx Hash: 0xa096712ea2905fc3a0b50b52cf5dbf3465e41f8aa3b9bce46da7b4fa17a7f2b9
元本にあたる149.92WETHを送ったのと同じtxで0.8846WETHがちゃんとすぐに貰えていますね、すごい。この人もこの量のWETH入れれるのすごい笑笑
他にもFlashstakeでは「Flashlend」や「Flashback」という別のプロダクトも提供しており、こっちも面白いのでぜひ見てみてください。ちょっと今日は時間の都合上短めの内容になっちゃいましたがこんなのもあるよ!ってことでたまにはこういったちょっと変わり種のDeFiも紹介していければと思います。
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